三国志14　都市・関の防御値について

久々の攻城戦ネタ
今回は都市・関の防御値についてです
　
三国志14の戦闘を簡単に表すと
「攻撃-防御」という形になります
今回の攻城戦なら「攻城-防御」です
　
これが部隊戦闘なら
攻軍と防御が表示されているので、
比較して戦況が予測できます
　
しかし、都市や関の場合はどうでしょうか
部隊の「攻城」は見ることが出来ますが
都市や関の「防御」値は見ることが出来ません
　
…ということで
この防御値を求めてみよう
というのが今回のテーマです

都市・関における防御の近似式

拠点種類
　都市：+45
　関　：+0

士気補正
　士気補正 = {100 – (100-士気) × 0.334} / 100
　　要は士気30で、統率分の防御が1割増減します
　　
　　士気100を1.0倍とすると
　　士気70で0.9倍
　　士気40で0.8倍

包囲効果
　包囲なし ：1.00
　2部隊包囲：0.88
　3部隊包囲：0.78

兵数　：自軍と敵軍の兵数の合計
　（包囲全軍の合計ではない
　　自軍A・Bで敵都市Cを包囲している時、
　　自軍Aの与ダメを算出する際は、A+Cの兵数の合計)
　
攻防差：自軍の攻城と都市・関の防御の差
^2　　：2乗

ダメージ計算の詳細はこちら

都市・関は耐久が命

以前の記事でも紹介していたことですが、
都市・関の防御は耐久が滅茶苦茶影響します
　耐久2000なら+400
　耐久4000なら+800
　耐久8000なら+1600
　
さらに、この耐久によって加算される数値は
包囲効果や士気低下の影響を受けません
　　
太守の統率は100だと+250
規模が小さい都市なら
それなりに影響が出る数値になります
　
士気や包囲効果で下げられるのも
この統率の部分となっています
　
ちなみに防御が攻城を600程度上回ると
ダメージはだいたい20程度になります
　
規模が大きく、耐久の高い都市や関に対し、
野戦部隊で最初から大きなダメージを通すのは
無理なわけです
　
　

攻城初期からダメージを出すのに必要な攻城値

攻城を続け、耐久を徐々に削っていけば、
いつかはダメージが出ます
　
ただ、兵器を用いて
短期に都市・関を攻略したいならば
攻城初期からダメージが出る必要があります
　
では、このダメージを出すのに必要な攻城値はいくつなのか
おおよその目安として算出していきます
　

与ダメ100、150、200に要求される攻防差

防御と同数値の攻城で100以上のダメージが出ます
　
ただし、兵器を用いてこのダメージは悲しいです
できれば150ダメージ、欲を言えば200ダメージは
欲しいところではないでしょうか
　
そのために必要となる攻防差は
150ダメージでは攻防差225
200ダメージでは攻防差414
となります
　
差ということなので
都市・関によって必要となる攻城値は異なります
　
そして、都市・関の防御に
大きな影響を与えるのは耐久
　
そこで耐久別に100、150、200ダメージを与えるのに
必要な攻城値がいくつなのか
シミュレートしてみます
　
(なお、実戦では兵数補正が働くため、
　実際はもう少し小さな差となります)
　

耐久別、必要な攻城値

半端な数は省き、キリのいい数字で表しています
なお、与ダメ100は防御値と同じ攻城値となります

大雑把な目安としてはこんな感じになります
　
この攻城値を大きく下回る場合は
ダメージがほぼ通らないので、
先に破城で都市・関の耐久を下げる必要があります

おしまい