三国志13 戦法の効果時間についての検証

今回から三国志13の戦法について検証していきます
まずは戦法の効果時間についてです

一部の例外を除き、
効果時間は戦法の種類と部隊知力によって異なります

大まかにでも効果時間の把握をしておくと
それだけで有利に展開することができるようになります

戦法の効果時間について

戦法の効果時間は主に戦法の種類部隊知力によって決まります

戦法効果時間の種類は大まかに以下の5つに分類することができ、
下にいくほど効果時間が長くなります
また、これに当てはまらない例外となる戦法もいくつかあります

・状態異常系
・突撃系
・単体強化系
・範囲強化系
・弱化系

この基本となる効果時間について、
ゲーム内では「史実戦法編集」より確認することが出来ます

そして、ここに部隊知力による補正をかけることで
実際に戦法の効果時間が決まるわけです

が…この部隊知力の補正のかかり方が一様ではありません
以下のパターンとしては3つがあります

① 部隊知力を上げても、効果時間にはあまり影響がない (単体強化系、突撃系)
②部隊知力を上げると、効果時間が大きく延長される (範囲強化系)
③敵部隊との部隊知力差で効果時間がきまる (状態異常系、弱化系)

そこで、実際に知力1と100の状態でそれぞれ戦法を使い、
部隊を交戦させ、戦法の効果が何回分の攻撃に乗るかを調査しました

全戦法の効果時間の一覧

効果時間はゲーム内表記交戦何回分という形で示します
知力により効果時間は延長されるので「交戦△~〇回分」と表記します

なお、交戦と戦法使用のタイミングによっては
交戦回数が前後することもあります

具体的には、
交戦によるダメージが発生する直前と直後、
この2つのケースでは他の条件が同じでも
交戦1回程度の誤差が出ます

今回の調査ではなるべく交戦の直後に戦法を使用しました

また、采配戦闘での時間の進み方は
交戦16回で1日となっています

※1
「〇兵」には槍・弓・騎、それぞれの兵科が入ります

※2
火計、火攻計以外の火計戦法は能力弱化の効果時間となります
火の持続ダメージは長くても交戦48日分=3日程度の模様

即時発動の戦法 兵力回復系 士気増減系 状態異常回復系 偽兵系 火計系

慰撫 後方支援 神医 
士気回復 鼓舞 消沈工作
偽兵
火計 火攻計


効果時間24:交戦8~24回分の戦法 状態異常系
※部隊知力が互角の時は交戦16回分

偽報 偽報攪乱 偽報扇動 偽報動揺 
挑発 攪乱挑発 扇動挑発 動揺挑発 〇兵挑発 大挑発

虚報(程昱) 妖艶(貂蝉) 離間計(賈ク)


効果時間30:交戦35~41回分の戦法  突撃系
※全戦法に連撃効果が付与されているため、その交戦回数を記載
 実質的な効果時間はこの1/2

突撃采配 突進采配
猛将突撃(馬超) 烈将突撃(甘寧)


効果時間45:交戦27~31回分の戦法 単体強化系
例外:騎兵突撃

〇攻強化 〇速強化 〇防強化 
攻撃強化 防御強化 機動強化 逆境強化
 

特攻 鉄壁 不屈 不動 連撃 連射 強弓
仁王立ち 周囲攻撃 方円陣 
剛将不屈 勇将不屈 闘将勇躍(太史慈)
 
烏丸猛射 匈奴乱射 氐羌鉄壁 山越逆境 南蛮特攻
 
天下無双(呂布) 万人敵(張飛) 軍神(関羽)
獅子奮迅(孫堅) 小覇王(孫策) 天弓(黄忠) 神弓(夏侯淵) 

騎兵突撃


効果時間45:交戦15~36回分の戦法 範囲強化系
 
攻撃命令 守備命令 速攻命令
攻撃采配 守備采配 特攻采配 鉄壁采配 疾駆采配  
速攻采配 速防采配 斉射采配 逆境采配 威風采配

勇略采配(曹操) 大義采配(劉備) 攻守采配(呂蒙)
神算陣法(諸葛亮) 驍将疾駆(張遼) 猛射采配(陸抗) 天衣無縫(劉禅)
国士無双 古今無双 始皇帝 


効果時間45:交戦10~52回分の戦法 状態異常 特殊
※部隊知力が互角の時は交戦31回分

単体挑発


効果時間60:交戦20~48回分の戦法 範囲強化系 特殊

〇兵攻撃陣 〇兵守備陣 〇兵速攻陣
決死采配(姜維) 
軍略支援 転進強化


効果時間60:交戦20~60回分の戦法 弱化系
※部隊知力が互角の時は交戦40回分
 

〇攻弱化 〇防弱化 〇速弱化
攻撃弱化 守備弱化 機動弱化

〇兵扇動 〇兵動揺
足止 攪乱 扇動 動揺
 

火炎計 大火計 妖術
神火計(周瑜) 烈火計(陸遜) 火牛計 六韜秘計
 
鬼謀計(司馬懿) 機略縦横(郭嘉) 連環計(龐統) 太平妖術(張角)


効果時間63:交戦38~43回分の戦法 単体強化系特殊

闘志勇壮(華雄・龐徳・文鴦) 
闘志豪壮(趙雲) 怪力無双(許チョ)


効果時間90:交戦30~72回分の戦法 範囲強化系特殊

王佐(荀イク) 
堅守采配(孫権・杜襲)


※突撃系戦法以外の連撃付与戦法については交戦回数×2となります
 例えば闘志豪壮ならば交戦38~43の2倍で、交戦76~86回分となります

連撃付与戦法

連撃・連射・烏丸猛射・闘将勇躍・小覇王
驍将疾駆・猛射采配・闘志勇壮・闘志豪壮




効果時間についての感想

堅守采配長いです、やめてください
・・・最初に使われた時は全然効果切れなくてビックリしました

虚報や離間計などの状態異常+弱化(デバフ)系
強力なのですが、効果時間が短いです
使いどころを選ぶ必要がありますね

弱化系の戦法は基本となる効果時間が長く
知力差による効果時間の延長が大きく見込めるため、
脳筋相手には非常に効果的です

あと、ただでさえ強い決死采配闘志豪壮
こちらも長いですね…

単体挑発や騎兵突撃は
対象が単体、兵科限定のため、効果時間で優遇されているようです


「三国志13マニアックス」を
持っている方は気付くかもしれませんが、
影響能力が「知力」となっている戦法は
知力の増減による影響が大きいです

影響能力が「武力」となっている戦法も
知力を上げると前者ほどでないにしろ、効果時間が増えました
ただ、武力が何に影響しているかが分からないという謎は増えました…