三国志13の戦法検証シリーズ
今回はタイトルの通り、
戦法使用時に兵撃のダメージが増える現象について検証しました
戦法の検証でデータを取り始めると
妙に兵撃ダメージが出る戦法があったので
それが調べるきっかけでした
通常時の兵撃ダメージについてはこちら
兵撃ダメージの増加補正は3通り
さて、戦法使用時の兵撃ダメージの増え方には
3通りのパターンがあります
1.「部隊攻撃」増加量に応じたダメージ増加補正
基本的には「部隊攻撃」の増加量が大きいと
兵撃のダメージは大きくなっていきます
2.部隊能力の低下によるダメージ増加補正
部隊能力が下がるほど、戦法使用時の兵撃ダメージは増加していきます
3.特定の戦法を使用する
これに関してはこちらで
今回は1と2のケースについて解説します
なお、兵撃のダメージには
兵数ダメージと士気ダメージがあるが、
今回はダメージといったら、兵数ダメージを指すものとします
また、兵数ダメージが増加すると、
士気ダメージも同様に増加していきます
1.「部隊攻撃」増加量に応じたダメージの増加補正
兵撃ダメージは戦法の「部隊攻撃」増加量に応じて増加していきます
通常の兵撃のダメージを50とした時の
部隊攻撃増加量とダメージの増え方は下記のようになります
※戦法を使用後の士気は一定となるように調整しました
攻撃増加 ダメージ
100 91
90 87
60 74
50 70
40 66
30 62
20 58
10 54
0 50
部隊攻撃増加量70、80の戦法はないのでこれで全部です
戦法編集でつくれ?…めんどいから嫌です
だいたい等間隔でダメージが増加していってます
部隊攻撃増加が0だと通常兵撃と同ダメージとなります
また、これとは別に逆境や連撃の影響もうけます
一例として連撃のダメージはこちら
攻撃増加 ダメージ
30 58
20 54
10 50 逆境時60
0 46
「部隊攻撃」増加量30と20の戦法は突撃系戦法を使用して測定しました
突撃系戦法は停止バグを使うことで兵撃ダメージを発生させることが出来ます
(突撃系戦法を普通に使うと兵撃は発生しない)
連撃は通常の交戦では3割減でしたが
兵撃のダメージは1割減くらいになってます
なお、連撃を使っても兵撃の発生間隔は短くなったりしないので
兵撃ダメージに関しては連撃を使うと少し不利になります
逆境はきっちり1.2倍のダメージになります
ゲーム内では整数でしか出力されないので1の誤差はつきますが…
攻撃采配と威風采配について
攻撃采配と威風采配…
なぜかこの2つだけ例外となっています
上記と同じようにダメージ量を測定すると80ダメージ
部隊攻撃90と60の間くらいのダメージが出ました
戦法名だと決死采配と軍神の間くらい
そして、条件を変えて何度か試してみると
部隊攻撃100のダメージに迫ることもあったりしました
この2つの戦法、弓兵の優遇枠扱いが他でも適用されてるような…
さらに攻撃采配って通常の交戦でもやたらダメージが出るんですよね…
部隊攻撃の増加量が同じ攻撃命令と
士気を揃えても同じダメージにならないですし…
バグってるんじゃない?攻撃采配
2.部隊能力の低下によるダメージ増加補正
通常の兵撃は部隊能力の影響を受けませんが
戦法使用時には
部隊能力が低いほどダメージが大きくなります
このダメージ量は「部隊攻撃」の増加量が多いほど大きくなります
実際に統率を変化させて、
部隊攻撃だけを動かしたときのダメージ量の変化を見てみます
使用した戦法は怪力無双です
部隊攻撃100 通常兵撃38ダメージ 全兵撃100ダメージ
部隊攻撃 80 通常兵撃38ダメージ 全兵撃107ダメージ
部隊攻撃 60 通常兵撃38ダメージ 全兵撃119ダメージ
部隊攻撃 40 通常兵撃38ダメージ 全兵撃148ダメージ
部隊攻撃 20 通常兵撃38ダメージ 全兵撃238ダメージ
部隊攻撃 10 通常兵撃38ダメージ 全兵撃422ダメージ
注)
兵撃ダメージは兵科や士気の影響を受けるため
これらの方法で部隊能力を上下させると違った結果になります
部隊攻撃を100から60にすると約1.2倍
部隊攻撃を100から40にすると約1.5倍
そこからさらに下げるとダメージが加速していきます
ただ実際には、こんなに能力の低い部隊が
戦闘に出てくることはあまりないので、
ここまで効果を実感することは無いと思います
ちなみにこちらも「部隊攻撃」の増加が無い戦法では効果がありません