三国志14 戦法ダメージの近似式

久々の三国志14、今回は戦法のダメージ計算式です

これは昔調べたことがあって、
武力65までの計算式を
wikiのコメント欄に載せていました
 
今回は当時のやり残し、
補正のかかる武力66~の計算式を
調べてみました
 
実際にプレイして確かめている段階ですが、
誤差±5以内にはなっていると思います
 
なお、野戦部隊同士、采配不使用時、
武力系ダメージ戦法の計算式となります


検証は以下のシナリオ条件で行いました
・難易度   :上級
・戦法ダメージ:標準

戦法ダメージの近似式

戦法ダメージ = (兵数倍率 × 戦法威力 × (基礎ダメージ + 高武力補正) +1) × ランダム値
 
 基礎ダメージ= 42.0 ± 武力差 × 0.839
 
 高武力補正 = 0.6 × (武力-65) × (1 + 0.02 × 武力差)
  武力は戦法を仕掛ける側の武力を指します
  この式は武力が66以上の時に適用、
  65以下の場合は0として扱います

兵数倍率
 兵数が多いほど、段階的にダメージが大きくなります

兵数 倍率
1~7991.00倍
800~17991.17倍
1800~31991.33倍
3200~49991.50倍
5000~71991.67倍
7200~97991.83倍
9800~127992.00倍
12800~161992.16倍
16200~199992.33倍
20000~2.50倍

 
戦法威力
 ゲーム中で表示される「効果量」をそのまま入れます
 奮戦なら10、万人敵なら20です

ランダム値
 基本は1.0が入ります
 稀に0.90、1.25のいずれかが入るときがあります
 条件がちょっと分かりませんでした

武力65以下の時は高武力補正が無いので簡略化できます

戦法ダメージ = (兵数倍率 × 戦法威力 × 基礎ダメージ +1) × ランダム値

 
 
なお、この式だと仕掛ける側の武力が
受ける側の武力より50低いと、
戦法ダメージがマイナスとなってしまいます

その場合にはダメージ0とならず
最低ダメージが保証されているようです
 
 

計算式の意味

兵数倍率戦法威力はシンプルで分かりやすいと思います

基礎ダメージ(=42.0±武力差×0.839)は
武力差で基準となるダメージを決めているんだなと
なんとなくわかると思います

問題なのが武力66以上にかかる高武力補正
 高武力補正=0.6×(武力-65)×(1+0.02×武力差)
一見だと訳わからない式ですね

シンプルに説明すると
武力66以上からは戦法ダメージの絶対量が増えます
 
なんのこっちゃと思われるかもしれませんが、
武力を揃えるとこれが一目で確認できます

こちらは戦法を仕掛ける側と受ける側の
武力を揃えた時の戦法ダメージの推移です
(奮戦、兵数倍率2.00、ランダム値1.0)

武力65までは仕掛けた側と受ける側の武力を揃えると、
他の条件が変化しない限り、同ダメージとなります

が、武力が66以上になると
仕掛けた側の武力が上がるにつれ
ダメージが増加がしていくことになります

では、どのくらい増えるのか
もう少し見ていきます

高武力では戦法ダメージはどのくらい増えるのか

今度は戦法を受ける側の武力を75に固定
戦法を仕掛ける側の武力を変化させたときの
ダメージを見てきます

その他条件は以下の通り
戦法:奮戦
兵数:12000(兵数倍率2.00倍)
 

仕掛ける側の武力戦法ダメージ基礎ダメージ高武力補正補正の割合(%)
308585
35170170
40254254
45338338
50422422
55505505
60589589
65673673
70811757546.7
7596184112012.5
80112392519817.6
851297100928822.2
901483109339026.3
951681117750430.0
1001890126063033.3

このように武力66からは
基礎ダメージに高武力補正が上乗せされて
ダメージが大きくなっていきます
 
高武力補正がどの程度の割合になるかは
仕掛ける側の武力の絶対値に応じて変化します
 
表の「補正の割合(%)」を参照します
キリがいいところですと武力95
本来の戦法威力に30%が割り増しされます

式に武力差があるので混乱しますが、
仕掛ける側の武力の絶対値により、
どのくらい補正のかが決まります
 
また、これに加えて
基礎ダメージの方の武力差でも差が出ます
武力、やっぱ大事です

おしまい