エーテルゲイザー 刻印効果・エンチャントの優先度(攻撃系編)

今回は刻印効果およびエンチャントについてです
刻印についている「強攻」とか「闘士」とかのことですね

この刻印効果は刻印が持つ2つと
エンチャントで4つ付与できます
つまり1つの刻印で最大6つの効果を持つことができます

ではどの効果を優先すればいいのでしょうか?

ちなみに今回は攻撃系編ということで
攻撃系のエンチャントに限定してお話ししていきます
 
刻印エンチャントの出る確率はこちら

追記 2024.02.04

新たな要素が追加され、
私自身もダメージ計算式などの調査をしていくと
意見というのは変わっていくもの…
 
ということで
現在の私見による攻撃系エンチャント評価は

強攻>狂乱・激怒≧属性系>戦術強化>その他

こんな感じになりました
 
強攻が一番効果がでかくて
優先順位が高いのは変わらないです
 
会心系≧属性系にしたのは
属性バフが増え、こちらを盛った時、
会心系を伸ばしておいた方が総ダメージ増えやすくなる
…というのが理由です
ここらの理屈は「ダメージ近似式」や「ダメージ増加効果の掛かり方」にて
 
ただ、現在でもダメージ期待値において
極端に差は出ないと思います
戦術強化も妥協点としては悪くないです
 
反骨心・対骸戦術は昔より
「与えるダメージ増加」系のバフが多くなり、
少し地位が低下しました
 
↓ここから先は過去の内容そのままです↓

刻印効果・エンチャントの優先度

いつも通り、最初に(私の)結論を置いておきます

強攻>>属性系>狂乱・激怒>戦術強化≧その他

刻印Lv8分の与ダメ増加率
強攻  :1.34
属性系 :1.20
会心系 :1.17(最大)
戦術強化:1.20(スキルのみ)

※属性系:白刃、炎・水・氷・風・雷・光・闇の祈り

以上です
興味あったら↓の過程も見てください

攻撃系 刻印効果・エンチャントの種類

まずは刻印効果・エンチャントに
どのようなものがあるかの紹介です

攻撃系の種類は以下のようになっています
全19種類ですね

強攻    攻撃力がLv×4.0%増加
  

闘士    通常攻撃ダメージがLv×10.0%増加
無我の境地 奥義ダメージがLv×10.0%増加
戦術強化  スキルダメージがLv×2.50%増加

反骨心   エリート・ボスへの与ダメがLv×2.50%増加
無双    雑魚への与ダメがLv×5.0%増加
対機戦術  エイジムへの与ダメが2.50%増加
対骸戦術  ヴィスベインへの与ダメが2.50%増加
対人戦術  人間タイプへの与ダメが2.50%増加
属性系 各属性ダメージがLv×2.50%増加
 (白刃、炎・水・氷・風・雷・光・闇の祈り)

  
狂乱    会心率がLv×4.0%増加
激怒    会心ダメージがLv×8.0%増加

これらは全て与ダメージを上げる効果ですが、
与ダメージの上がり方は
以下の3種となっていることに気づきます

・攻撃力の増加による与ダメージの増加
・倍率による与ダメージの増加
・会心による与ダメージの増加

それぞれ上がる項目が「攻撃力」「倍率」「会心」ということで
増加量だけを見てもどれを優先するべきかわかりません
倍率だけはそのまま素直に最終ダメージに掛かるのでわかりますが…

ということで比較してみます
まずは「攻撃力」の強攻と「倍率」系の効果です

強攻は最優先すべし

強攻Lv8、戦術強化Lv8、強攻Lv4+戦術強化Lv4
どれが一番効果が高いのか実際に作ってダメージ比較してみました

殴るのは最大まで育成させたSSスカディで
スキル2を使ってダメージを計測します

刻印効果およびエンチャントは上記の効果以外
作用しないように調整します
強攻はついている刻印多いので、戦術強化Lv8のみを作るのは意外と大変だったり

敵はストーリーNormal 9-9のオロチです

結果

刻印効果なし:24478ダメージ
戦術強化Lv8:29374ダメージ
強攻  Lv8:32734ダメージ
強攻・戦術4:31447ダメージ

「強攻」を上げた方がダメージは伸びるという結果になりました
強攻8は刻印効果なしと比べ1.34倍のダメージとなります
強攻1Lv当たり4.25%の強化が見込めます

戦術強化は1Lv当たり2.50%、Lv8で1.20倍ですので差が多いですね
さらに倍率系の効果は攻撃法や対象が限定だったりするので、
これらを比べると現状ではハッキリと「強攻」のほうが強いといえます

会心について

さて、お次は会心についてです
会心は毎回発生するわけではないので、
100回殴った時のダメージ期待値で比較します

ただ、先の「強攻Lv8」「戦術強化Lv8」と比較する前に
会心系エンチャントでダメージ期待値が最も大きくなる
会心率と会心倍率の上げ方のバランスのお話をします

ダメージ期待値は
会心率と会心倍率を「1:2」で伸ばした時が最も高くなります

最近は結構有名ですね

これは実際にダメージ計算をしてみるとわかります
条件は下記の通り

SSスカディの素の会心率は18%
「狂乱」は1Lvごとに会心率4%増加
「激怒」は1Lvごとに会心ダメージ8%増加
スキル2の通常時のダメージは15800

すると、狂乱と激怒のLvを変化させていったときの
ダメージ期待値の変化は下表のようになります
(狂乱と激怒は合わせてLv8分の効果)

刻印無強化の時の、ダメージ期待値は1723280ダメージ

狂乱Lv激怒Lv会心率(%)会心倍率会心ダメ通常攻撃回数会心回数ダメ期待値
08182.143381282181904216
17222.063254878221948456
26261.983128474261982584
35301.903002070302006600
44341.822875666342020504
53381.742749262382024296
62421.662622858422017976
71461.582496454462001544
80501.502370050501975000

会心率と会心倍率を1:2で伸ばしていった時が
最もダメージ期待値が高くなるのが確認できます

ちなみに会心率はキャラによって違います
スカディは何気に会心すごい
基本は狂乱多めの激怒少なめのバランスを狙うといいでしょう


補足
激怒の効果は1Lvごとに会心ダメージ8%増加なのですが、
これは元々の会心ダメージ150%に
激怒Lv×8%を「プラス」
していく形になっています

例えば激怒Lv6ならば
会心ダメージ倍率=150%+(6×8%)
で198%となります

Maxの激怒Lv8ならば会心倍率は214%です

【プチ検証】
攻撃力などの条件を固定し、
激怒Lvだけを上下させたときのダメージの増え方

会心が発生しなかった時のダメージ:27134
激怒無しでの会心ダメージ:40574 (150%)
激怒Lv4での会心ダメージ:49484 (182%)
激怒Lv8での会心ダメージ:58205 (215%)

会心系と強攻・倍率系との比較

さて、上記のように計算すると
会心系は刻印効果Lv8分で最大約1.17倍の与ダメ増加になります

強攻が1.34倍、戦術強化が1.2倍なので
会心系の与ダメ増加はそれほど大きくないです
原神は会心が大正義でしたが…今は知らんけど

ただ倍率強化系と違い対象を選ばないのは便利です

攻撃系効果の優先順位

強攻>>属性系>狂乱・激怒>戦術強化≧その他

刻印Lv8分の与ダメ増加率
強攻  :1.34
属性系 :1.20
会心系 :1.17(最大)
戦術強化:1.20(スキルのみ)

※属性系:白刃、炎・水・氷・風・雷・光・闇の祈り

汎用的なエンチャントのつけ方はこんな感じになると思います
まず際立って効果の高い「強攻」
次いでキャラの攻撃属性に合わせた「属性系」
狂乱・激怒は比率を考えれば上の属性系に近い倍率になります

戦術強化は一応入れましたが、ここからはお好みですね
反骨心なんかは雑魚を無視すれば、属性系と変わらないですし
奥義を重視する人もいるかと思います


では、お祈りしながらエンチャント厳選がんばりましょう…