三国志13 商人で勢力への影響力を高める方法

今回は商人系威名での醍醐味
勢力を操るために必要な「影響力」に関しての
検証などを行います

影響力を得ることが出来るのは
・兵糧贈与
・投機、投資、大投資
・武将推薦

この3つの方法があります

これらは豪商以降の威名から実行でき、
商人になりたてでは実行できません

ゴマゆき
ゴマゆき

勢力に米を与えるか、金を与えるか、武将を与えるか
この3つ方法になります


関連:商人系威名の検証
名品売却額についての検証
兵糧売買についての検証

兵糧贈与で影響力を得る

その名の通り、勢力に兵糧を渡して影響力を高めるコマンドです
ただ、適当にばら撒いても影響力は雀の涙ほどしか増えません

効率よく影響力を高めるには
以下の2点について注意する必要があります

・勢力の所有する兵糧が兵力の1.5倍未満
・勢力の所有都市数


勢力の兵糧と兵力

勢力の兵糧が兵力の1.5倍未満になった時に
兵糧贈与を行うと、影響力を高めやすいです

例えば、ある勢力の兵力が20000とすると
兵糧が30000を下回った際に、影響力の増え方にボーナスがつきます

ただしこのボーナス、
勢力がかなり危機的な状況に陥らないと実感しづらいです

検証結果は以下の通りです
興味がなければ読み飛ばしてください

勢力の兵糧・兵力と得られる影響力

条件
都市数:1 兵力:20000 贈与する兵糧:20000

この条件から、勢力の所有する兵糧を変えた時に
得られる影響力の変化
は以下のようになります

勢力兵糧 影響力 兵糧:兵力
10000  186   0.5:1
20000  106   1.00:1
25000   93   1.25:1
29000   82   1.45:1
29999   79   1.49:1
30000   80   1.50:1
40000   80   2.00:1
80000   80   4.00:1
100000   80    5.00:1
200000   80   10.00:1
400000   80   20.00:1

勢力の兵糧が兵力の1.5倍未満のときに兵糧贈与をすると
得られる影響力が上がっていく
のが確認できます
29999でなんで79が出たのかはわからないです…

ゴマゆき
ゴマゆき

兵糧が枯渇するってあんま無いんですけどね…


勢力の所有都市数

兵糧贈与での影響力に関係する2つ目が
勢力の所有都市数です

影響力にボーナスを与えないように
勢力兵数<勢力兵糧×1.5倍となるよう調整し、
勢力の都市数と影響力の上がり方を検証しました

贈与する兵糧は20000です

都市 影響力
 1  80
 2  40
 3  26
 4  20
 5  16
 7  11
 8  10
12   6

反比例の関係になっているのが確認できます
つまり、都市数の多い大勢力に贈与をしても、
得られる影響力はほとんどない

…ということになります

投機、投資、大投資

勢力にお金を投資して、影響力を得るコマンドです
交易力によって投資できる金額が変わります

豪商から大商人への昇格条件の1つにもなっています 
1年かかるので豪商になったら、最初にやっておくといいです
空白地の多い序盤シナリオでは金も儲けやすいです

投資で得られる影響力

獲得できる影響力は以下の3つで変動します
・威名(投機・投資・大投資)の種類
・投資金額
・都市数

計算式にすると、下記のようになります

投機(豪商)
影響力=0.025×投資金額/都市数

投資(大商人)
影響力=0.035×投資金額/都市数

大投資(白龍・黒龍)
影響力=0.05×投資金額/都市数

やはり、こちらも都市数の多い
大勢力相手には影響力を得にくいです
また、瞬時に大きな影響力を得られるのもポイントです

都市数の少ない小勢力相手に
威名黒龍で大投資し、影響力を得る
その影響力で任意の勢力に降伏させる
…なんて使い方もできます

投資により増える、勢力の物資

投資は商人側が与えるのは金だけですが
受け取った勢力側は様々な物資が増えます

そのため、勢力を強くして天下を取らせたい…
なんてプレイをするならうってつけのコマンドとなります

増える物資の種類は
威名(投機・投資・大投資)の種類により異なり、

投機(豪商)では兵力・金・兵糧が増えます
投資(大商人)では上の3つ+兵科熟練が増えます
大投資(白龍・黒龍)ではさらに民心が増えます

また、増える物資の量も上位の威名ほど多くなります

金10000を勢力に投資した時の
威名ごとの上昇量(1都市)を下記に示します
なお、金100000を投資した際は、この数値の10倍となります
(投資金額と物資の上昇量は比例する)

投機(豪商)
 兵力:5000
 金 :1500
 兵糧:4000

投資(大商人)
 兵力:7000
 金 :2100
 兵糧:5600
 兵科熟練:210

大投資(白龍・黒龍)
 兵力:10000
 金 :3000
 兵糧:8000
 兵科熟練:300
 民心:100

勢力が都市を複数持っていた場合、
物資はそれぞれの都市に等しく分配されます

ただ、投資画面での表示にはちょっと注意が必要で…
兵力・金・兵糧は
投資画面に表示された物資の量を都市数で割った数値が、
それぞれの都市に分配されます

兵科熟練と民心は
投資画面に表示された数値が、各都市にそのままプラスされます

下記画像のケースでは
金:30000/6=5000 5000金が6都市に分配される
兵科熟練:画面に表示されている500がそのまま6都市にプラスされる
※ちなみに1都市の場合、上昇する兵科熟練は3000

ゴマゆき
ゴマゆき

ここはちょっとややこしいことになってます


武将推薦

同志・絆武将を勢力に推薦し、影響力を得る方法です
影響力を得るなら総合的にはこれが一番稼げると思います

同志に名品売買や兵糧売りを実行させられる威名豪商からは、
主人公は武将との交流に専念するのがお勧めです

さて、この「武将推薦」
同志でも勢力に推薦できるというのがポイントとなります

在野武将ならば、親書を使うだけで簡単に同志に加えることができるので
主人公にとっては薄い繋がりでも推薦することが出来ます

得られる影響力は
・武将を推薦した直後
・毎年1/1の定期上昇

この2パターンがあります

影響力:武将推薦直後

武将を推薦した直後に得られる影響力は
基本的に武将の能力値(統率・武力・知力・政治)で決まります
初期階級が上がると影響力が増えるなど、色々補正をしているようです

この補正がちょっと謎な部分です
色々試してみましたが判明しませんでした

同じ能力値の武将でも、影響力に差が出ることがある
 特技・存在感(〇〇実績系)・名声・相性・影響力では変動せず

また君主親近感というのも良く分からない…
 主人公が何もしなくても上がっている
 絆武将も特に交流ないはずだが、数値に差が出ている

まあ、それはそれとして…
能力ALL20,40,60,80,100の武将を
推薦した時に得られる影響力を下記に示します

能力 影響力
20   90
40  108
60  135
80  165
100  225

雑魚武将でもそれなりの影響力を得られるため
薄利多売の精神でどんどん売り込むのがお勧めです

影響力:毎年1/1の定期上昇

推薦した武将が毎年の1/1に勢力に残っていると
影響力を得ることが出来ます

この時得られる影響力は
主に推薦した武将の階級(〇品官)で決まります
能力は関係ないです

基本的には
九品官は影響力+10
八品官は影響力+20
…と10刻みで上がっていくようですが

勢力内で相対的に高階級になれば
ボーナスがつく模様です

下記に実際に試した一例を表示します

階級  影響力
九品官 10
八品官 20
七品官 80
六品官 90
五品官 100
四品官 110
三品官 120

継続して影響力を稼ぎたいのなら
推薦した武将に「配下抜擢」を使うのがお勧めです

武将に高階級が多い勢力なら六・七品官
低階級が多い勢力なら五品官程度を
目安にするといいと思います

それと、勢力にいつ加入したかも無関係です
1/2に推薦しようが、12/30に推薦しようが
影響力の上昇値には変化がありません

影響力の効率的な稼ぎ方とは

影響力を稼ぐなら武将推薦と投資系のコマンドがメインになります

武将推薦は在野の数に限りがあり、手間もかかる
投資系は1年に1回しか実行できないなど
制限があるので、両方使って稼いだほうがいいと思います

兵糧贈与はお金も手間もかかる割に
影響力の上昇量はこの2つよりもずっと少ないです

また、影響力の算出に「都市数」が用いられていたり、
武将推薦では高階級が多いと稼ぎにくかったりするので
小勢力のうちに手を伸ばしておくと簡単に稼げます

商人プレイをするなら序盤のシナリオがお勧めです