三国志13 戦法個別考察 -突撃系戦法-

色々とデータを取ったので、
それぞれの戦法の特徴や
有効な場面を考えてみようというコーナー

第三回は突撃系戦法となります

制御ができない代わりに
瞬間的に相手を大きく削る突撃系戦法
今回はこの戦法についての考察をしていきます

突撃系戦法の特徴

突撃系戦法の特徴は以下の通りです

・範囲攻撃を付与
・攻撃性能が高い
・戦法の効果時間が短い
・使用すると直進し続ける(制御不可)
・兵撃が発生しない

最大の特徴は範囲強化系でありながら、
自部隊にも味方にも範囲攻撃を付与できるという点です

これを活かせるかが、
突撃戦法を使う上で最も重要だと思います

さらに攻撃性能も優秀で、
部隊攻撃アップと連撃の相乗効果
全戦法の中でも屈指の高さとなります

部隊攻撃アップと連撃の組み合わせがあるのは
この戦法と闘志豪壮だけです


その代償なのか、戦法の効果時間は短めで、
通常の単体強化系戦法の2/3程度になっています


部隊知力に効果時間があまり左右されないタイプですので
猛将系の武将が使ってもあまり問題は無いです

また、使用すると直進し続ける、兵撃が発生しない
というデメリットもあります

…が、このデメリットを外す方法があります
停止バグ、その場突撃、停止突撃なんかといわれるバグ技ですね…

突撃系戦法の停止バグ

やり方

①采配画面にて、時間進行を停止させる
②戦法を使用する(突撃方向はどこでもOK)
③再度部隊を選択し、攻撃で目標部隊を選択する
④時間進行を停止→進行へ

他にもやり方があるかもしれませんが、
私はこれでやってます

戦法をしようすると、その場で停止し
敵部隊を突き抜けなくなるのと、
兵撃が発生するようになるので
突撃系戦法がかなり使いやすくなります

また、突撃戦法を使って敵の陣を破壊しようとすると
変な挙動になり、うまくいかないのですが、
このバグを使うことによってこれも解消します

突撃系戦法の種類

突撃系戦法は下記の4種類です

・突進采配
・突撃采配
・猛将突撃
・烈将突撃

敵にダメージを与えることを目的に
使用するという突撃系戦法の役割上、
一番攻撃性能の低い突進采配は微妙な気がします
が、それ以外はそれぞれ他には無い強みを持っています 

特に烈将突撃は部隊攻撃+30、部隊防御+20、連撃効果と
士気を揃えた時の突撃系戦法のキルレシオでは一番となります

烈将突撃のライバルとの比較

範囲強化系の戦法で
範囲攻撃を付与できるのは唯一無二の効果なので、
ここの比較はできません

比較するとすれば戦法効果時間内での与ダメ量でしょう
攻撃性能は高いのですが、効果時間は短い突撃系戦法
他の強戦法と比較してどのくらいダメージが出ているのか

ここでは同じ範囲強化系で攻撃能力の高い
逆境采配決死采配

そして同じく連撃効果が付与される驍将疾駆との
比較を行っていきます

突撃系戦法からは交戦能力の一番高い
烈将突撃を代表として選びました

闘志豪壮との比較(単体相手)は既にやったので省略

条件

共通
兵数5000 精鋭槍兵
  

部隊A(戦法使用部隊)
部隊攻撃防御240
士気120
特技豪傑9
  

部隊B
部隊攻撃防御:200
士気100

攻撃能力の比較が主目的なので、
戦法使用部隊の士気を十分に高めた状態で
比較をおこないます

戦法の効果時間は、烈将突撃を基準として行いました
烈将突撃の効果時間終了に合わせて
他の戦法も測定終了となる形です

つまり烈将突撃に有利な形

結果

自軍兵数自軍士気敵軍兵数敵軍士気与ダメージ被ダメージ
烈将突撃4810115444477556190
決死采配4691150440575595309
逆境采配4791114440976591209
驍将疾駆4791114449380507209

与ダメージ
決死采配≧逆境采配>烈将突撃>驍将疾駆

通常の部隊交戦での与ダメージは
烈将突撃>他の戦法
でしたが、兵撃のダメージによりひっくり返ってしまいました
戦法使用中の兵撃のダメージについてはこちら


兵撃ありの条件では(とくにこれが強力な精鋭兵では)
効果時間を突撃系戦法に合わせても
決死采配や逆境采配には及ばない

という結果になりました

では、兵撃なしという条件でやってみると…

自軍兵数自軍士気敵軍兵数敵軍士気与ダメージ被ダメージ
烈将突撃4810115454481456190
決死采配4691150460184399309
逆境采配4791114460184399209
驍将疾駆4791114458284418209

与ダメージ
烈将突撃>驍将疾駆>決死采配・逆境采配
となり逆転しました

烈将突撃は部隊防御にも+20されているので
キルレシオでも他の戦法を引き離しています

ただ、今回は交戦時間が烈将突撃有利な状態での比較でした
そこで次は驍将疾駆・逆境采配の効果時間に合わせて比較を行います

途中で効果の切れる烈将突撃は戦法終了後、通常交戦という形となります
決死采配はまたしても不利な状態での比較

結果

自軍兵数自軍士気敵軍兵数敵軍士気与ダメージ被ダメージ
烈将突撃4696107434473656304
決死采配4573150436173639427
逆境采配4670107437074630330
驍将疾駆4673107434173659327


与ダメージ
驍将疾駆≧烈将突撃>決死采配≧逆境采配

驍将疾駆とあまり差が無い2位となりました
ただ防御面では驍将疾駆より上なので
キルレシオでは上回っています

単体相手でも「兵撃無し」という条件ならば
他の戦法なみに与ダメージを出すことができる
という結果になりました

突撃系戦法のまとめ

単体相手での比較をしてきましたが
この戦法の真骨頂は
味方にも範囲攻撃を付与できるという点でしょう

対大部隊で特に効果的な戦法です

単体相手でも「兵撃なし」という条件ならばそれなりに強力です
が、他にも強力な戦法があるのならば、
その戦法を差し置いて使うほどではないでしょう

強力な攻撃能力を持つ反面、
防御面では士気維持効果がないので、
自身より強い相手に使用すると被害も大きいです


その場合は、部隊防御+士気維持効果のある戦法を使用し
挟撃で士気を削っていくなど、
この戦法に固執せず柔軟に対処するといいでしょう