色々とデータを取ったので、
それぞれの戦法の特徴や
有効な場面を考えてみようというコーナー
第三回は突撃系戦法となります
制御ができない代わりに
瞬間的に相手を大きく削る突撃系戦法
今回はこの戦法についての考察をしていきます
突撃系戦法の特徴
突撃系戦法の特徴は以下の通りです
・範囲攻撃を付与
・攻撃性能が高い
・戦法の効果時間が短い
・使用すると直進し続ける(制御不可)
・兵撃が発生しない
最大の特徴は範囲強化系でありながら、
自部隊にも味方にも範囲攻撃を付与できるという点です
これを活かせるかが、
突撃戦法を使う上で最も重要だと思います
さらに攻撃性能も優秀で、
部隊攻撃アップと連撃の相乗効果で
全戦法の中でも屈指の高さとなります
部隊攻撃アップと連撃の組み合わせがあるのは
この戦法と闘志豪壮だけです
その代償なのか、戦法の効果時間は短めで、
通常の単体強化系戦法の2/3程度になっています
部隊知力に効果時間があまり左右されないタイプですので
猛将系の武将が使ってもあまり問題は無いです
また、使用すると直進し続ける、兵撃が発生しない
というデメリットもあります
…が、このデメリットを外す方法があります
停止バグ、その場突撃、停止突撃なんかといわれるバグ技ですね…
突撃系戦法の停止バグ
やり方
①采配画面にて、時間進行を停止させる
②戦法を使用する(突撃方向はどこでもOK)
③再度部隊を選択し、攻撃で目標部隊を選択する
④時間進行を停止→進行へ
他にもやり方があるかもしれませんが、
私はこれでやってます
戦法をしようすると、その場で停止し
敵部隊を突き抜けなくなるのと、
兵撃が発生するようになるので
突撃系戦法がかなり使いやすくなります
また、突撃戦法を使って敵の陣を破壊しようとすると
変な挙動になり、うまくいかないのですが、
このバグを使うことによってこれも解消します
突撃系戦法の種類
突撃系戦法は下記の4種類です
・突進采配
・突撃采配
・猛将突撃
・烈将突撃
敵にダメージを与えることを目的に
使用するという突撃系戦法の役割上、
一番攻撃性能の低い突進采配は微妙な気がします
が、それ以外はそれぞれ他には無い強みを持っています
特に烈将突撃は部隊攻撃+30、部隊防御+20、連撃効果と
士気を揃えた時の突撃系戦法のキルレシオでは一番となります
烈将突撃のライバルとの比較
範囲強化系の戦法で
範囲攻撃を付与できるのは唯一無二の効果なので、
ここの比較はできません
比較するとすれば戦法効果時間内での与ダメ量でしょう
攻撃性能は高いのですが、効果時間は短い突撃系戦法
他の強戦法と比較してどのくらいダメージが出ているのか
ここでは同じ範囲強化系で攻撃能力の高い
逆境采配と決死采配
そして同じく連撃効果が付与される驍将疾駆との
比較を行っていきます
突撃系戦法からは交戦能力の一番高い
烈将突撃を代表として選びました
闘志豪壮との比較(単体相手)は既にやったので省略
条件
共通
兵数5000 精鋭槍兵
部隊A(戦法使用部隊)
部隊攻撃防御240
士気120
特技豪傑9
部隊B
部隊攻撃防御:200
士気100
攻撃能力の比較が主目的なので、
戦法使用部隊の士気を十分に高めた状態で
比較をおこないます
戦法の効果時間は、烈将突撃を基準として行いました
烈将突撃の効果時間終了に合わせて
他の戦法も測定終了となる形です
つまり烈将突撃に有利な形
結果
自軍兵数 | 自軍士気 | 敵軍兵数 | 敵軍士気 | 与ダメージ | 被ダメージ | |
烈将突撃 | 4810 | 115 | 4444 | 77 | 556 | 190 |
決死采配 | 4691 | 150 | 4405 | 75 | 595 | 309 |
逆境采配 | 4791 | 114 | 4409 | 76 | 591 | 209 |
驍将疾駆 | 4791 | 114 | 4493 | 80 | 507 | 209 |
与ダメージ
決死采配≧逆境采配>烈将突撃>驍将疾駆
通常の部隊交戦での与ダメージは
烈将突撃>他の戦法
でしたが、兵撃のダメージによりひっくり返ってしまいました
戦法使用中の兵撃のダメージについてはこちら
兵撃ありの条件では(とくにこれが強力な精鋭兵では)
効果時間を突撃系戦法に合わせても
決死采配や逆境采配には及ばない
という結果になりました
では、兵撃なしという条件でやってみると…
自軍兵数 | 自軍士気 | 敵軍兵数 | 敵軍士気 | 与ダメージ | 被ダメージ | |
烈将突撃 | 4810 | 115 | 4544 | 81 | 456 | 190 |
決死采配 | 4691 | 150 | 4601 | 84 | 399 | 309 |
逆境采配 | 4791 | 114 | 4601 | 84 | 399 | 209 |
驍将疾駆 | 4791 | 114 | 4582 | 84 | 418 | 209 |
与ダメージ
烈将突撃>驍将疾駆>決死采配・逆境采配 となり逆転しました
烈将突撃は部隊防御にも+20されているので
キルレシオでも他の戦法を引き離しています
ただ、今回は交戦時間が烈将突撃有利な状態での比較でした
そこで次は驍将疾駆・逆境采配の効果時間に合わせて比較を行います
途中で効果の切れる烈将突撃は戦法終了後、通常交戦という形となります
決死采配はまたしても不利な状態での比較
結果
自軍兵数 | 自軍士気 | 敵軍兵数 | 敵軍士気 | 与ダメージ | 被ダメージ | |
烈将突撃 | 4696 | 107 | 4344 | 73 | 656 | 304 |
決死采配 | 4573 | 150 | 4361 | 73 | 639 | 427 |
逆境采配 | 4670 | 107 | 4370 | 74 | 630 | 330 |
驍将疾駆 | 4673 | 107 | 4341 | 73 | 659 | 327 |
与ダメージ
驍将疾駆≧烈将突撃>決死采配≧逆境采配
驍将疾駆とあまり差が無い2位となりました
ただ防御面では驍将疾駆より上なので
キルレシオでは上回っています
単体相手でも「兵撃無し」という条件ならば
他の戦法なみに与ダメージを出すことができる
という結果になりました
突撃系戦法のまとめ
単体相手での比較をしてきましたが
この戦法の真骨頂は
味方にも範囲攻撃を付与できるという点でしょう
対大部隊で特に効果的な戦法です
単体相手でも「兵撃なし」という条件ならばそれなりに強力です
が、他にも強力な戦法があるのならば、
その戦法を差し置いて使うほどではないでしょう
強力な攻撃能力を持つ反面、
防御面では士気維持効果がないので、
自身より強い相手に使用すると被害も大きいです
その場合は、部隊防御+士気維持効果のある戦法を使用し
挟撃で士気を削っていくなど、
この戦法に固執せず柔軟に対処するといいでしょう