色々とデータを取ったので、
それぞれの戦法の特徴や
有効な場面を考えてみようというコーナー
第四回は決死采配となります
少数の兵数と引き換えに
味方の攻撃性能と士気を大きく上げる決死采配
今回はこの戦法についての考察をしていきます
決死采配の特徴
決死采配の特徴は以下の通り
・劣勢時からの逆転に効果的
・士気上昇量が非常に高い
・攻撃性能が高い
・効果時間が長い
・発動時に兵数減
攻撃性能が高いので普通に使っても強いのですが、
特に劣勢からの逆転を狙う時は
この戦法が効果的です
士気+30と士気面の効果が非常に大きい、
士気維持効果がついている、
さらに、効果時間も長いため
長い時間、部隊能力が下がらないことがこの理由となります
また、範囲内の味方の士気を大きく上げる戦法は
実は数が少ないです
単体の士気を+20というのは多いのですが…
士気+40 天衣無縫
士気+30 決死采配 鼓舞 (始皇帝)
士気+20 猛将突撃 特攻采配 大義采配
※始皇帝は古武将の戦法
士気+20以上で、周囲の士気を高める戦法は
これだけしかありません
天衣無縫と大義采配は微妙すぎることを考えると
実用的な士気上昇戦法はさらに限られます
劣勢状態からの逆転
決死采配は士気の低い劣勢状態からの
逆転に効果的な戦法です
士気は当然として
兵撃さえ発生すれば、攻撃面でも優秀な戦果を出します
論より証拠で、屈指の強戦法である
闘志豪壮と比較をしてみます
条件
部隊共通
兵数5000 強槍兵
部隊A(戦法使用部隊)
部隊攻防105 士気70
特技豪傑9
部隊B
部隊攻防180 士気120
結果
自軍兵数 | 自軍士気 | 敵軍兵数 | 敵軍士気 | 与ダメージ | 被ダメージ | |
決死采配 | 4361 | 100 | 3954 | 64 | 1046 | 639 |
闘志豪壮 | 4446 | 80 | 3859 | 62 | 1141 | 554 |
知力80ではこの2つの戦法の効果時間は
大きく変わらないのでそのまま比較します
最初の兵数減少ダメージがあるので被ダメは大きいですが
士気面も含めると今後の戦いで決死采配の方が有利です
士気が+1されていたらら決死采配は士気が高揚状態になるので
実は決死采配には不利な条件、でこうなります
下位戦法:特攻采配との比較
特攻采配は決死采配の下位戦法といっていいほど似てます
決死采配と比較すると、
部隊攻撃90→40 士気+30→+20
効果時間60→45 消費采配6→4
このような形になります
さて、ではどちらが強いのか…
特攻采配は決死采配よりも効果時間が異なるので
足りない分は通常交戦を行うことで比較をします
その他の条件は先ほどと同様とします
自軍兵数 | 自軍士気 | 敵軍兵数 | 敵軍士気 | 与ダメージ | 被ダメージ | |
決死采配 | 4383 | 100 | 3793 | 58 | 1207 | 617 |
特攻采配 | 4342 | 85 | 4146 | 73 | 854 | 658 |
被ダメはそれほど変わらないのですが、
与ダメに差が出ます
しかし、特攻采配は消費采配が2少ないと考えると
小回りの利く特攻采配も悪くないと…状況次第ですね
ただ、発動のたびに兵力が削られるのと効果時間の差で
どちらかを選ぶなら決死采配の方がお勧めです
ちなみに、
発動のたびに削られる兵力は現兵数の2%となります
5000なら100、3000なら60です
決死采配のライバル
士気を上げて劣勢からの逆転を狙う戦法
という意味でのライバルは同じ系統の特攻采配です
なので、ここでは汎用的な攻撃戦法としてのライバルとして
闘志豪壮、逆境采配、驍将疾駆と比較してみます
戦法の効果時間は逆境采配と驍将疾駆に合わせて測定を行います
兵撃ありと兵撃なしの2回測定
つまり決死采配と闘志豪壮に不利
条件
部隊A(戦法使用部隊)
部隊攻防240
士気120
部隊B
部隊攻防200
士気100
結果
兵撃あり
自軍兵数 | 自軍士気 | 敵軍兵数 | 敵軍士気 | 与ダメージ | 被ダメージ | |
決死采配 | 4600 | 150 | 3944 | 56 | 1056 | 400 |
闘志豪壮 | 4703 | 130 | 3850 | 53 | 1150 | 293 |
逆境采配 | 4700 | 108 | 3952 | 56 | 1048 | 300 |
驍将疾駆 | 4688 | 108 | 4130 | 64 | 870 | 312 |
与ダメージでは
闘志豪壮>決死采配≧逆境采配>驍将疾駆となりました
兵撃なし
自軍兵数 | 自軍士気 | 敵軍兵数 | 敵軍士気 | 与ダメージ | 被ダメージ | |
決死采配 | 4573 | 150 | 4361 | 74 | 639 | 427 |
闘志豪壮 | 4703 | 130 | 3850 | 53 | 1150 | 293 |
逆境采配 | 4670 | 107 | 4370 | 75 | 630 | 330 |
驍将疾駆 | 4673 | 107 | 4341 | 73 | 659 | 327 |
与ダメージでは
闘志豪壮>>驍将疾駆>決死采配≧逆境采配となりました
今回は驍将疾駆と逆境采配に合わせましたが、
戦法効果時間で驍将疾駆・逆境采配より長いので
攻撃性能もかなり高い戦法であると言っていいようです
ただし、兵撃が発生しない場合は
全兵撃付与戦法にかなり劣ります
決死采配まとめ
一番使えるのは劣勢からの逆転ですが、
攻撃性能も高いので
わりと万能に使える戦法です
部隊能力が十分にある場合、
攻撃面で一番伸びるのが兵撃のダメージなので、
兵撃が発生しないと他の戦法に後れを取ったりします
そこだけは注意が必要です
出陣したてで士気が低いうちは、
この戦法があれば優位に立てるでしょう