三国志13 戦法個別考察 -決死采配-

色々とデータを取ったので、
それぞれの戦法の特徴や
有効な場面を考えてみようというコーナー

第四回は決死采配となります

少数の兵数と引き換えに
味方の攻撃性能と士気を大きく上げる決死采配
今回はこの戦法についての考察をしていきます

決死采配の特徴

決死采配の特徴は以下の通り

・劣勢時からの逆転に効果的
・士気上昇量が非常に高い
・攻撃性能が高い
・効果時間が長い
・発動時に兵数減

攻撃性能が高いので普通に使っても強いのですが、
特に劣勢からの逆転を狙う時は
この戦法が効果的です

士気+30と士気面の効果が非常に大きい、
士気維持効果がついている、
さらに、効果時間も長いため
長い時間、部隊能力が下がらないことがこの理由となります

また、範囲内の味方の士気を大きく上げる戦法は
実は数が少ないです

単体の士気を+20というのは多いのですが…

士気+40 天衣無縫
士気+30 決死采配 鼓舞 (始皇帝)
士気+20 猛将突撃 特攻采配 大義采配

※始皇帝は古武将の戦法

士気+20以上で、周囲の士気を高める戦法は
これだけしかありません

天衣無縫と大義采配は微妙すぎることを考えると
実用的な士気上昇戦法はさらに限られます

劣勢状態からの逆転

決死采配は士気の低い劣勢状態からの
逆転に効果的な戦法です


士気は当然として
兵撃さえ発生すれば、攻撃面でも優秀な戦果を出します

論より証拠で、屈指の強戦法である
闘志豪壮と比較をしてみます

条件

部隊共通
兵数5000 強槍兵
  

部隊A(戦法使用部隊)
部隊攻防105 士気70
特技豪傑9
  

部隊B
部隊攻防180 士気120


結果

自軍兵数自軍士気敵軍兵数敵軍士気与ダメージ被ダメージ
決死采配43611003954641046639
闘志豪壮4446803859621141554

知力80ではこの2つの戦法の効果時間は
大きく変わらないのでそのまま比較します

最初の兵数減少ダメージがあるので被ダメは大きいですが
士気面も含めると今後の戦いで決死采配の方が有利です

士気が+1されていたらら決死采配は士気が高揚状態になるので
実は決死采配には不利な条件、でこうなります

下位戦法:特攻采配との比較

特攻采配は決死采配の下位戦法といっていいほど似てます

決死采配と比較すると、

部隊攻撃90→40 士気+30→+20
効果時間60→45 消費采配6→4

このような形になります
さて、ではどちらが強いのか…

特攻采配は決死采配よりも効果時間が異なるので
足りない分は通常交戦を行うことで比較をします

その他の条件は先ほどと同様とします

自軍兵数自軍士気敵軍兵数敵軍士気与ダメージ被ダメージ
決死采配43831003793581207617
特攻采配434285414673854658

被ダメはそれほど変わらないのですが、
与ダメに差が出ます

しかし、特攻采配は消費采配が2少ないと考えると
小回りの利く特攻采配も悪くないと…状況次第ですね

ただ、発動のたびに兵力が削られるのと効果時間の差で
どちらかを選ぶなら決死采配の方がお勧めです

ちなみに、
発動のたびに削られる兵力は現兵数の2%となります
5000なら100、3000なら60です

決死采配のライバル

士気を上げて劣勢からの逆転を狙う戦法
という意味でのライバルは同じ系統の特攻采配です

なので、ここでは汎用的な攻撃戦法としてのライバルとして
闘志豪壮、逆境采配、驍将疾駆と比較してみます

戦法の効果時間は逆境采配と驍将疾駆に合わせて測定を行います
兵撃ありと兵撃なしの2回測定
つまり決死采配と闘志豪壮に不利

条件

部隊A(戦法使用部隊)
部隊攻防240
士気120
  

部隊B
部隊攻防200
士気100


結果
兵撃あり

自軍兵数自軍士気敵軍兵数敵軍士気与ダメージ被ダメージ
決死采配46001503944561056400
闘志豪壮47031303850531150293
逆境采配47001083952561048300
驍将疾駆4688108413064870312


与ダメージでは
闘志豪壮>決死采配≧逆境采配>驍将疾駆となりました


兵撃なし

自軍兵数自軍士気敵軍兵数敵軍士気与ダメージ被ダメージ
決死采配4573150436174639427
闘志豪壮47031303850531150293
逆境采配4670107437075630330
驍将疾駆4673107434173659327

与ダメージでは
闘志豪壮>>驍将疾駆>決死采配≧逆境采配となりました

今回は驍将疾駆と逆境采配に合わせましたが、
戦法効果時間で驍将疾駆・逆境采配より長いので
攻撃性能もかなり高い戦法であると言っていいようです

ただし、兵撃が発生しない場合は
全兵撃付与戦法にかなり劣ります

決死采配まとめ

一番使えるのは劣勢からの逆転ですが、
攻撃性能も高いので
わりと万能に使える戦法
です

部隊能力が十分にある場合、
攻撃面で一番伸びるのが兵撃のダメージなので、
兵撃が発生しないと他の戦法に後れを取ったりします
そこだけは注意が必要です

出陣したてで士気が低いうちは、
この戦法があれば優位に立てるでしょう