攻城戦6回目、今回は野戦陣形編です
陣形ごとの攻城戦における特色を知るために
実際にダメージや耐久の推移を
データとしてみました
野戦陣形の中では良く
鶴翼が便利だと言われていますが
果たしてそれはどの程度なのか…
実際に攻城戦を行い、データをとっていきます
検証条件
実際に攻城戦を行う野戦部隊と都市の詳細です
攻城側
・能力値 :ALL80の武将
・兵数 :各10000
・士気 :100
・部隊数 :4部隊で攻囲
・地域隣接:1箇所
都市側
・能力値 :ALL80の武将
・兵数 :10000
・士気 :100
・耐久 :4000
以上の条件で
野戦部隊の陣形を
魚鱗・鋒矢・雁行・方円・鶴翼に変えていき、
ダメージ等の推移を見ていきます
兵数と耐久がかなり高めなのは
攻城期間が短いと各陣形の特性を
把握しにくい(と思った)ためです
なお、敵の兵数や士気に関しては
募兵・訓練の影響で
各ターン後に増減することがあります
検証は下旬からスタートしました
(募兵の影響で一時的に初期兵数を超えることがあります)
結果
陣形 | ターン&交戦数 | 陥落方法 | 攻城側残兵 | 都市側残兵 | 耐久 |
魚鱗 | 7ターン+3交戦 | 兵数0 | 3494 | – | – |
鋒矢 | 6ターン+3交戦 | 攻城側壊滅 | – | 691 | 157 |
雁行 | 5ターン+5交戦 | 攻城側壊滅 | – | 528 | 1938 |
方円 | 9ターン+7交戦 | 耐久0 | 4721 | – | – |
鶴翼 | 4ターン+7交戦 | 耐久0 | 5702 | – | – |
都市を落とすことが出来たのは魚鱗・方円・鶴翼
残った兵の数は鶴翼>方円>魚鱗となりました
陥落のさせ方を見ると、
バランスタイプの魚鱗を基準として
攻城陥落型は雁行
破城陥落型は方円>鶴翼>鋒矢の順で
その傾向が強くなります
まとめると
破城型← 方円 鶴翼 鋒矢 魚鱗 雁行 →攻城型
方円は攻城も破城も両方低いですが
攻城の値が低いと、都市への兵数ダメージは通らず
一方で破城ダメージは、
破城値通りのダメージを安定して与えられるため
結果として方円の陥落のさせ方は完全な破城型となります
防御が高い方円よりも、鶴翼の被害が少なかったのは
都市を早期に陥落させているからです
方円の1/2以下の時間で陥落させています
ただし、部隊防御が都市側の攻撃値を大きく上回ると、
ダメージはほとんどでなくなるので
方円は部隊能力次第ではもっと優秀な数値を出せそうです
鋒矢と雁行はともに壊滅してしまったのですが、
都市側に残っている耐久を見ると、
鋒矢>雁行となりました
ということで今回の結果は
鶴翼 > 方円 ≒ 魚鱗 > 鋒矢 > 雁行
早く陥落させた魚鱗とより多く兵を残した方円
どちらを上にするかは人それぞれですかね…
では、これからそれぞれの要素について
詳細にみていきます
なお、ターンごとの与ダメ・被ダメ等のデータは
記事末尾の付録に記載します
攻城ダメージの推移
陣形 | 開戦時 | 1ターン後 | 2ターン後 | 3ターン後 | 4ターン後 | 5ターン後 | 6ターン後 |
魚鱗 | 10 | 32 | 59 | 102 | 145 | 196 | 256 |
鋒矢 | 11 | 41 | 83 | 131 | 195 | 264 | 330 |
雁行 | 93 | 123 | 156 | 191 | 218 | 236 | – |
方円 | 4 | 4 | 8 | 23 | 45 | 72 | 103 |
鶴翼 | 4 | 34 | 92 | 183 | 299 | – | – |
※
雁行は壊滅してしまったため、6ターン目のデータがありません
鶴翼は4ターンで陥落させたため、5,6ターン目のデータがありません
7ターン目以降は省略します
まずは攻城ダメージの推移です
どの陣形も都市耐久の低下により、
ターンごとのダメージが増していきます
鶴翼のダメージの伸び方が凄いですね
魚鱗と鋒矢の攻城基準値は同じなのですが、
破城の差でダメージに差がついています
初期に攻城ダメージが大きいのは
攻城値の高い雁行ですが、
破城の高い鶴翼・鋒矢に逆転されてます
では次に、この攻城ダメージに大きく関わる
都市耐久・破城ダメージを見ていきます
都市耐久・破城ダメージの推移
陣形 | 開戦時 | 1ターン後 | 2ターン後 | 3ターン後 | 4ターン後 | 5ターン後 | 6ターン後 |
魚鱗 | 560 | 554 | 520 | 518 | 480 | 477 | 447 |
鋒矢 | 760 | 724 | 685 | 636 | 595 | 558 | 520 |
雁行 | 480 | 440 | 406 | 380 | 356 | 320 | – |
方円 | 480 | 440 | 440 | 440 | 440 | 420 | 400 |
鶴翼 | 960 | 920 | 888 | 862 | 837 | – | – |
※
それぞれ1ターン分のダメージです
ただし、開戦時だけは破城の初期値×10となります
破城ダメージは部隊能力の「破城」値が
そのまま適用されます
が、部隊能力は士気や兵数によって変動しますので
破城ダメージは緩やかに低下していくこととなります
防御の高い方円はあまり変動が少なく、
防御の低い鋒矢・雁行は変動が多い傾向があります
似たような形となりますが
ターン経過数ごとの都市耐久がこちら
陣形 | 開戦時 | 1ターン後 | 2ターン後 | 3ターン後 | 4ターン後 | 5ターン後 | 6ターン後 |
魚鱗 | 4000 | 3446 | 2926 | 2408 | 1928 | 1451 | 1004 |
鋒矢 | 4000 | 3276 | 2591 | 1955 | 1360 | 802 | 282 |
雁行 | 4000 | 3560 | 3154 | 2774 | 2418 | 2098 | – |
方円 | 4000 | 3560 | 3120 | 2680 | 2240 | 1820 | 1420 |
鶴翼 | 4000 | 3080 | 2192 | 1330 | 493 | – | – |
直線状に低下していってますね
あまり面白みのない結果…
ですが、ここで鶴翼や鋒矢が
大きく耐久を削っているのが、
雁行の攻城ダメージを逆転する要因となっています
では、与ダメージは終わったので
次は攻城側の被ダメージの推移を見ていきます
攻城側 被ダメージの推移
陣形 | 開戦時 | 1ターン後 | 2ターン後 | 3ターン後 | 4ターン後 | 5ターン後 | 6ターン後 |
魚鱗 | 98 | 99 | 99 | 96 | 93 | 92 | 85 |
鋒矢 | 171 | 169 | 172 | 170 | 161 | 147 | 132 |
雁行 | 215 | 211 | 196 | 182 | 167 | 151 | – |
方円 | 53 | 54 | 55 | 57 | 59 | 62 | 61 |
鶴翼 | 98 | 99 | 99 | 93 | 85 | – | – |
雁行と鋒矢が低下傾向にありますね
これは都市側の士気の影響です
都市士気
陣形 | 開戦時 | 1ターン後 | 2ターン後 | 3ターン後 | 4ターン後 | 5ターン後 | 6ターン後 |
魚鱗 | 100 | 100 | 100 | 91 | 86 | 76 | 57 |
鋒矢 | 100 | 97 | 100 | 100 | 82 | 57 | 29 |
雁行 | 100 | 100 | 84 | 69 | 49 | 28 | – |
方円 | 100 | 100 | 100 | 100 | 97 | 100 | 100 |
鶴翼 | 100 | 100 | 100 | 89 | 73 | – | – |
雁行は初期からダメージを与え
都市側の士気を削っていっています
鋒矢も4ターン目に大きく士気を削っていくところから
被ダメージの減少が始まります
逆に方円は最後の方まで士気ダメージを与えられないので
攻城部隊能力の低下により、
微量ですが被ダメージ増加が起きています
攻城・都市間のダメージ比の推移
では、最後に攻城側と都市間の
ダメージ比の推移を見ていきます
耐久のこともあり、一概には言えませんが…
この数値が高いほど、野戦側に有利という傾向となります
陣形 | 開戦時 | 1ターン後 | 2ターン後 | 3ターン後 | 4ターン後 | 5ターン後 | 6ターン後 |
魚鱗 | 0.10 | 0.32 | 0.60 | 1.06 | 1.56 | 2.13 | 3.01 |
鋒矢 | 0.06 | 0.24 | 0.48 | 0.77 | 1.21 | 1.80 | 2.50 |
雁行 | 0.43 | 0.58 | 0.80 | 1.05 | 1.31 | 1.56 | – |
方円 | 0.08 | 0.07 | 0.15 | 0.40 | 0.76 | 1.16 | 1.69 |
鶴翼 | 0.04 | 0.34 | 0.93 | 1.97 | 3.52 | – | – |
初期値は耐久が高く、
雁行以外にダメージを与えられないことから
雁行がトップとなっています
(ダメージの通りやすい耐久2000、3000では異なります)
が、鶴翼が猛烈な勢いで追い抜いていきます
魚鱗と鋒矢は似たような攻城能力を持ちますが
ダメージ比では防御の差で魚鱗に軍配が上がります
方円は終始低いものの、
こちらは完全に破城型なので
問題にはならないでしょう
(ただし、攻城期間は長引きます)
鶴翼はやはり強かった
ということで耐久4000(規模:大)を
野戦部隊で攻城する際のダメージ推移を見ていきました
私は鶴翼の攻城値は低いので
攻城ダメージには期待できない
…というイメージを抱いていました
が、耐久をガンガン削っていくため
攻城ダメージでも他の陣形より
優位に立ちやすかったため
この認識は改める必要がありました
今回は陣形ごとの傾向を見るために
兵数10000、耐久4000と設定し、
長期の攻囲を行い、データを取りました
実際には迎撃部隊も出てくるので
都市兵数3000程度・耐久2000、3000と
設定した時の検証や
攻城部隊編もそのうちやりたいと思います
付録1:各陣形の攻城性能表
各陣形の攻城戦に関わる能力
防御・攻城・破城だけを抜き出した
レーダーチャートとなります
野戦陣形で最も高い能力値を100%とした時の
各陣形の割合で作成しています
魚鱗
鋒矢
雁行
方円
鶴翼
バランスの魚鱗、
それを破城方向に強化したような鶴翼
一方向に突き抜けた方円・雁行
なんか中途半端な鋒矢
…みたいな感じですね
ただ、各軸の重要度としては差があり、
防御が一番重要です
これの低い鋒矢と雁行は今回の検証で
都市を落とせませんでした
付録2:ターンごとの詳細データ
今回の記事の生データとなります
ターンごとに記載していきます
与ダメ、被ダメはそのターン最初に
交戦した結果を記しています
開始時
陣形 | 攻城兵数 | 士気 | 都市兵数 | 士気 | 耐久 |
魚鱗 | 10000 | 100 | 10000 | 100 | 4000 |
鋒矢 | 10000 | 100 | 10000 | 100 | 4000 |
雁行 | 10000 | 100 | 10000 | 100 | 4000 |
方円 | 10000 | 100 | 10000 | 100 | 4000 |
鶴翼 | 10000 | 100 | 10000 | 100 | 4000 |
陣形 | 与ダメ | 被ダメ | ダメ比 攻城/都市 |
魚鱗 | 10 | 98 | 0.10 |
鋒矢 | 11 | 171 | 0.06 |
雁行 | 93 | 215 | 0.43 |
方円 | 4 | 53 | 0.08 |
鶴翼 | 4 | 98 | 0.04 |
1ターン後
陣形 | 攻城兵数 | 士気 | 都市兵数 | 士気 | 耐久 |
魚鱗 | 9020 | 100 | 9964 | 100 | 3446 |
鋒矢 | 8311 | 98 | 9921 | 97 | 3276 |
雁行 | 7882 | 97 | 9076 | 100 | 3560 |
方円 | 9476 | 100 | 10115 | 100 | 3560 |
鶴翼 | 9020 | 100 | 10016 | 100 | 3080 |
陣形 | 与ダメ | 被ダメ | ダメ比 攻城/都市 |
魚鱗 | 32 | 99 | 0.32 |
鋒矢 | 41 | 169 | 0.24 |
雁行 | 123 | 211 | 0.58 |
方円 | 4 | 54 | 0.07 |
鶴翼 | 34 | 99 | 0.34 |
2ターン後
陣形 | 攻城兵数 | 士気 | 都市兵数 | 士気 | 耐久 |
魚鱗 | 8030 | 100 | 9528 | 100 | 2926 |
鋒矢 | 6615 | 93 | 9331 | 100 | 2591 |
雁行 | 5874 | 86 | 7657 | 84 | 3154 |
方円 | 8951 | 99 | 10070 | 100 | 3120 |
鶴翼 | 8041 | 100 | 9425 | 100 | 2192 |
陣形 | 与ダメ | 被ダメ | ダメ比 攻城/都市 |
魚鱗 | 59 | 99 | 0.60 |
鋒矢 | 83 | 172 | 0.48 |
雁行 | 156 | 196 | 0.80 |
方円 | 8 | 55 | 0.15 |
鶴翼 | 92 | 99 | 0.93 |
3ターン後
陣形 | 攻城兵数 | 士気 | 都市兵数 | 士気 | 耐久 |
魚鱗 | 7072 | 97 | 8738 | 91 | 2408 |
鋒矢 | 4906 | 89 | 8289 | 100 | 1955 |
雁行 | 3979 | 86 | 5937 | 69 | 2774 |
方円 | 8397 | 96 | 9929 | 100 | 2680 |
鶴翼 | 7096 | 100 | 8095 | 89 | 1330 |
陣形 | 与ダメ | 被ダメ | ダメ比 攻城/都市 |
魚鱗 | 102 | 96 | 1.06 |
鋒矢 | 131 | 170 | 0.77 |
雁行 | 191 | 182 | 1.05 |
方円 | 23 | 57 | 0.40 |
鶴翼 | 183 | 93 | 1.97 |
4ターン後
陣形 | 攻城兵数 | 士気 | 都市兵数 | 士気 | 耐久 |
魚鱗 | 6130 | 95 | 7685 | 86 | 1928 |
鋒矢 | 3247 | 78 | 6848 | 82 | 1360 |
雁行 | 2225 | 70 | 4072 | 49 | 2418 |
方円 | 7828 | 91 | 9757 | 97 | 2240 |
鶴翼 | 6204 | 95 | 5932 | 73 | 493 |
陣形 | 与ダメ | 被ダメ | ダメ比 攻城/都市 |
魚鱗 | 145 | 93 | 1.56 |
鋒矢 | 195 | 161 | 1.21 |
雁行 | 218 | 167 | 1.31 |
方円 | 45 | 59 | 0.76 |
鶴翼 | 299 | 85 | 3.52 |
※鶴翼:7交戦後に耐久0で都市陥落 残兵数5702 士気89
5ターン後
陣形 | 攻城兵数 | 士気 | 都市兵数 | 士気 | 耐久 |
魚鱗 | 5224 | 84 | 5988 | 76 | 1451 |
鋒矢 | 1743 | 58 | 4537 | 57 | 802 |
雁行 | 661 | 55 | 1746 | 28 | 2098 |
方円 | 7243 | 88 | 9174 | 100 | 1820 |
陣形 | 与ダメ | 被ダメ | ダメ比 攻城/都市 |
魚鱗 | 196 | 92 | 2.13 |
鋒矢 | 264 | 147 | 1.80 |
雁行 | 236 | 151 | 1.56 |
方円 | 72 | 62 | 1.16 |
※雁行:5交戦後に攻城側壊滅 都市側残兵数528・耐久1938
6ターン後
陣形 | 攻城兵数 | 士気 | 都市兵数 | 士気 | 耐久 |
魚鱗 | 4358 | 77 | 3734 | 57 | 1004 |
鋒矢 | 383 | 37 | 1527 | 29 | 282 |
方円 | 6630 | 88 | 8312 | 100 | 1420 |
陣形 | 与ダメ | 被ダメ | ダメ比 攻城/都市 |
魚鱗 | 256 | 85 | 3.01 |
鋒矢 | 330 | 132 | 2.50 |
方円 | 103 | 61 | 1.69 |
※鋒矢:3交戦後に攻城側壊滅 都市側残兵数691・耐久157
7ターン後
陣形 | 攻城兵数 | 士気 | 都市兵数 | 士気 | 耐久 |
魚鱗 | 3622 | 71 | 890 | 15 | 564 |
方円 | 6066 | 82 | 7199 | 77 | 1020 |
陣形 | 与ダメ | 被ダメ | ダメ比 攻城/都市 |
魚鱗 | 339 | 65 | 5.22 |
方円 | 152 | 56 | 2.71 |
※魚鱗:3交戦後に兵数0で都市陥落 残兵数3494 士気71
8ターン後
陣形 | 攻城兵数 | 士気 | 都市兵数 | 士気 | 耐久 |
方円 | 5513 | 74 | 5457 | 74 | 620 |
陣形 | 与ダメ | 被ダメ | ダメ比 攻城/都市 |
方円 | 197 | 56 | 3.52 |
9ターン後
陣形 | 攻城兵数 | 士気 | 都市兵数 | 士気 | 耐久 |
方円 | 4996 | 70 | 3173 | 55 | 228 |
陣形 | 与ダメ | 被ダメ | ダメ比 攻城/都市 |
方円 | 257 | 50 | 5.14 |
※方円:7交戦後に耐久0で陥落 残兵数4721 士気67