三国志13 采配戦闘のダメージ近似式

今回は采配戦闘でのダメージ検証を行いました

采配戦闘では部隊同士が接触すると
自動で戦闘を始めますが、
その時のダメージの事です

このダメージには2種類あります
兵力を減らす「兵数ダメージ
士気を減らす「士気ダメージ」です
※名前は勝手につけました

兵数ダメージの近似式

まずは兵数ダメージの近似式です

兵数ダメージ=12.6 × 部隊攻撃 / 部隊防御

 ※1 ダメージは切り上げ計算
 ※2 ダメージが600を超えた辺りで
   何かしらの処理を加えているらしく、ダメージが伸びなくなる

兵数ダメージは士気ダメージに比べて
単純な式で表すことができます

600を超えるダメージを出すには
攻撃防御比にして47.6倍以上の開きが必要です

防御1ならば攻撃48以上、防御2ならば攻撃96以上となります
士気が低い状態で防御↓効果のある戦法を使えば容易いです

士気ダメージの近似式

次に士気ダメージの近似式です

士気ダメージ=0.5 × 部隊攻撃 / 部隊防御 × 防御士気補正 × 兵数補正

単純な攻撃力と防御力の比で算出されている兵数ダメージに対して
士気ダメージでは防御側の士気兵数もダメージに関係してきます

なお、士気は小数点以下の数値も存在します
士気ダメージ0.2のダメージを5回受けると
ゲーム画面では士気1の減少となる具合です

防御士気補正

この補正を一言で言ってしまえば
防御側の士気が低くなるほど、士気ダメージは低下していきます

具体的には防御側の士気によって下記の倍率を適用します

 士気101~ :2.0
 士気67~100:1.0
 士気 1~ 33 :0.2


士気66~34の範囲は士気1刻みで倍率が計算され
士気が低くなるほど倍率が低くなっていきます
士気34と66の真ん中である士気50では倍率0.6となります
士気42では倍率0.4、士気58で倍率0.8となっています

 士気 倍率
 66  0.98
 65  0.96
 60  0.84
 58  0.80
 51  0.62
 50  0.60
 42  0.40
 40  0.36
 35  0.24
 34  0.21

士気が低下すると、防御力も低下するので
体感とは異なってくるかもしれません

例として
防御100 士気100の部隊A
防御100 士気 20の部隊Bでは
後者の方が士気ダメージを受けにくくなります

兵数補正

この補正を一言で言ってしまえば
防御側の兵数が多いほど、士気ダメージは低下していきます

兵数補正=5000/兵数
 ただし兵数3000以下は3000を代入
 ※どうやら兵数ダメージを受けた後の値を参照している模様

兵数 兵数補正
20000 0.25
15000 0.33
10000 0.50
7500 0.67
5000 1.00
4000 1.33
3500 1.43
3000 1.67

兵力が2倍になると、受ける士気ダメージは1/2
兵力が3倍になると、受ける士気ダメージは1/3
といった関係になっています

今回の検証についてあれこれ

士気ダメージの近似式は兵力5000を基準にして作っています

最初に兵力5000で検証をしていたら、
ダメージ計算式にしてみようとなった時に
ちょうどキリのいい数字になったのでそのまま使いました

今回の検証を終えて、
プレイに活かせそうだなぁ、と感じたのは下の2点です
・高揚状態(士気101~)は士気ダメージを受けやすい
・兵力が大きい相手には挟撃が有効

高揚状態は部隊能力も上がるので実感しにくい気はしますが、
強部隊と戦う時には留意しておいた方がよさそうです

兵力が大きい敵部隊は普通に攻撃しても
ダメージの通りが悪いので
挟撃で士気を削るのが有効です

兵撃ダメージ編はこちら