色々とデータを取ったので、
それぞれの戦法の特徴や
有効な場面を考えてみようというコーナー
第六回は神算陣法となります
全戦法の中で唯一全兵撃を付与することができる
反面、能力上昇が実に中途半端な神算陣法
今回はこの戦法についての考察をしていきます
神算陣法の特徴
神算陣法の特徴は以下の通り
・味方に全兵撃効果を付与できる
・精鋭兵で本領を発揮
・士気維持効果と部隊防御+40で劣勢時にも強い
神算陣法は全戦法の中で唯一
全兵撃効果を味方に付与することのできる戦法です
神算陣法を突き詰めれば
この全兵撃効果を活かせれば強く
活かせなければ弱い戦法となっています
敵との交戦時に、そのまま兵撃が発生する状況では
他の戦法を使用した方がいいのです
が、兵撃が発生しない状況で、味方も含めて強化したい
となった時は優先度の高い戦法になります
とくに精鋭兵の時は兵撃の発生間隔が短いため、
兵撃を発生させることは、かなり有利に働きます
その他の特徴としては、
士気維持効果と部隊防御+40、それに士気+10がついており、
敵の攻撃が痛い劣勢時に強い戦法でもあります
あとおまけで状態異常回復効果もあったり
全兵撃が機能した時の神算陣法の効果
先の説明で全兵撃効果を活かせれば強い戦法と書きました
そこで、全兵撃が機能した時の神算陣法の強さを
他の戦法と比較して表してみようと思います
比較法は片方の部隊に戦法を使用し、
与ダメージ等の戦果を比較します
比較する戦法は同じ範囲強化系の
決死采配と驍将疾駆
※決死采配は他2つに効果時間を合わせます
そして、
・ 有利兵科、豪傑無しで兵撃が発生しない
・ 精鋭兵
という神算陣法に有利な条件を揃えました
その他の条件は以下の通りです
共通
兵数5000
精鋭槍兵
部隊武力知力80
部隊A(戦法使用部隊)
部隊攻防240 士気120
部隊B
部隊攻防200 士気100
※驍将疾駆の攻撃性能が下がらないように
士気を120にしておきます
結果
自軍兵数 | 自軍士気 | 敵軍兵数 | 敵軍士気 | 与ダメ | 被ダメ | キルレシオ | |
神算陣法 | 4740 | 130 | 4151 | 65 | 849 (269) | 260 | 3.27 |
驍将疾駆 | 4673 | 107 | 4341 | 74 | 659 | 327 | 2.02 |
決死采配 | 4573 | 150 | 4361 | 74 | 639 | 427 | 1.50 |
※与ダメージの括弧内の数字は兵撃で与えたダメージ
与ダメージ
神算陣法>驍将疾駆≧決死采配
となりました
他2つの戦法に比べ、
ダメージ量で頭一つ上となりました
被ダメージを抑えられた結果
キルレシオもTOPとなっています
ちなみに戦法の効果時間を決死采配に合わせ
足りない時間を通常交戦した場合の結果はこうなります
自軍兵数 | 自軍士気 | 敵軍兵数 | 敵軍士気 | 与ダメ | 被ダメ | キルレシオ | |
神算陣法 | 4660 | 124 | 3931 | 56 | 1069 (269) | 340 | 3.14 |
決死采配 | 4493 | 150 | 4061 | 60 | 939 | 507 | 1.85 |
差は縮まりますが、
それでも決死采配が勝つことはできませんでした
ただ、決死采配とは消費采配1と士気面での優位で差が出るので
総合的には互角といったところでしょうか
軽〇兵環境での比較
先ほどは神算陣法にかなり有利な条件だったので、
今回はちょっと厳しくし、
部隊攻防100帯 軽槍兵で比較してみました
比較に使用する部隊は以下の通りです
部隊A(戦法使用部隊)
部隊攻防120 士気120
部隊B
部隊攻防100 士気100
結果
自軍兵数 | 自軍士気 | 敵軍兵数 | 敵軍士気 | 与ダメ | 被ダメ | キルレシオ | |
神算陣法 | 4772 | 130 | 4196 | 67 | 840 (126) | 228 | 3.68 |
驍将疾駆 | 4673 | 107 | 4341 | 74 | 659 | 327 | 2.02 |
決死采配 | 4591 | 150 | 4113 | 63 | 887 | 409 | 2.17 |
与ダメージ
決死采配>神算陣法>驍将疾駆
という結果になりました
決死采配と神算陣法の結果がひっくり返った原因としては
軽槍兵では精鋭槍兵より兵撃の発生間隔が長いため
与ダメージ全体の中の兵撃ダメージの割合が減ったためです
あと、低能力帯では部隊攻撃が大きく伸びる決死采配が有利というのもあります
神算陣法の兵撃ダメージは
精鋭槍兵の時は与ダメージ849、兵撃ダメージ269
与ダメージ全体の31.7%も稼いでいます
が、軽槍兵になると
与ダメージ804中の兵撃ダメージ126で
与ダメージ全体の15.7%にしかなりません
他の条件でも前後しますが
軽・強〇兵は精鋭兵の約1/2しか
兵撃ダメージを稼ぐことができない
このため、決死采配と順位が逆転する結果となりました
神算陣法のまとめ
精鋭兵でそのまま交戦しても、兵撃が発生せず、
範囲強化系戦法を使いたい時は
この戦法の使いどころです
条件が多い気がしますが、
軽・強〇兵のときでもそこそこの戦果を出してくれるので
「兵撃が発生しない時」に発動させれば
戦果をのこしてくれる戦法と言えます
ただ、決死采配と比較すると
神算陣法を最大に活かせる場合でも
総合的には互角くらいの位置に落ち着きます
これはむしろ決死采配が強いせいですが…
ちなみにゲーム内での所有者は諸葛亮です
彼は武力が低いので、武力80の武将と比較して
5割弱しか兵撃のダメージが出ません
なので、兵撃のダメージに関しては
他の武力の高い武将に頼ることになるでしょう