三国志13 戦法個別考察 -闘志豪壮-

色々とデータを取ったので、
それぞれの戦法の特徴や
有効な場面を考えてみよう
というコーナー

第一回は闘志豪壮となります

強い戦法といったら
すぐに挙げられるこの戦法
今回はこの戦法についての考察をしていきます

闘志豪壮の特徴

闘志豪壮の特徴とはずばり…全部盛りです
ここまで効果がいっぱいついてる戦法なんて他にないですよ
欲張りセット…

・部隊攻撃+10
・士気+10
・連撃
・逆境
・全兵撃
・範囲攻撃
・士気維持効果
・効果時間63 (他の単体強化戦法は45)

特に攻撃性能が異常です
部隊攻撃と連撃に逆境
この3つがついている戦法は他にありません
そして効果時間も長いというおまけつき

ちなみに似た戦法である闘将勇躍と比較すると…
士気上昇が10少ない代わりに
効果時間が延び、逆境が付与され、部隊攻撃+10されるのが闘志豪壮です
釣り合ってないですねぇ…

闘将勇躍との比較

では、実際のところ闘志豪壮闘将勇躍にどのくらい差があるのか…
実際に戦法を使用して与ダメの差を見てみます

条件

部隊攻防185 士気100
部隊武力知力80
精鋭槍兵
特技豪傑Lv9

この後も比較をしていきますが
この記事内ではこの部隊を基本として用います
この部隊から士気や兵科だけを操作する形になります

比較は2部隊用意し、
片方に戦法を使用して殴り合ってもらいます

闘将勇躍の方が早く効果が切れるので
その間は通常の交戦をしてもらいました


結果

闘志豪壮
兵数1931ダメージ
士気66ダメージ
 

闘将勇躍
兵数1264ダメージ
士気51ダメージ
  

通常交戦(参考)
兵数840ダメージ
士気35ダメージ

だいぶ差が開きました…
同じ消費采配6における同種の戦法で
こんなに差をつけられちゃたまったもんじゃないですよ…

ちなみにもう1つの似たような戦法…
闘志勇壮は士気+10の代わりに、
全兵撃と部隊攻撃+10と逆境がなくなる戦法です
やはり釣り合ってない…

闘志豪壮にライバルはいるのか?

総合的な評価では同じ単体強化の戦法に敵はいないです

ただし…状況限定時
単体相手限定(つまり範囲攻撃なしの状況)なら怪力無双がライバル
逆境無し+優勢時なら、万人敵天下無双)がライバルになるといった感じです

そして、最強戦法としては気になるところ…
他分野から刺客、決死采配・烈将突撃ともライバルとなります
(※タイマンでの比較)

それではこれらの戦法との比較を行っていきます

闘志豪壮VS怪力無双

タイマン限定のライバルとして
まずは闘志豪壮と怪力無双を比較してみます

条件は先ほど同じです

闘志豪壮
兵数1931ダメージ
士気66ダメージ
  

怪力無双
兵数1584ダメージ
士気60ダメージ

部隊攻防にもよりますが、
闘志豪壮の方がダメージが出る傾向があります

ただし、怪力無双は消費采配が4なので、
コストを考えると怪力無双の方が上という見方もあります

他にも
兵撃が強力な精鋭兵では怪力無双が有利
強〇兵までなら闘志豪壮が有利
闘志豪壮から逆境がつかなくなると怪力無双が有利
劣勢の状況では闘志豪壮の方が有利

となる感じで、条件によって結果が変わります

結論としては、
怪力無双とはいい勝負をするライバルと言えるでしょう



闘志豪壮VS万人敵

次は範囲攻撃のライバルとして
闘志豪壮と万人敵の比較となります

闘志勇壮の時と同じく、先に万人敵の効果が切れるので
その分は通常交戦を行います
そのほかの条件は先と一緒です

闘志豪壮
兵数1931ダメージ
士気66ダメージ
  

万人敵
兵数1675ダメージ
士気67ダメージ

中々いい勝負をしましたが、
逆境のついたフルスペック状態の闘志豪壮には
万人敵は勝てないです

ただ、闘志豪壮の効果の1つである「逆境」は
毎回発動するわけではないです

そして、万人敵が真価を発揮する優勢時では
結果がひっくり返ることもあります

条件

部隊A(戦法使用)
 部隊攻防222 士気120

部隊B
 部隊攻防129 士気70

先ほどの条件から
優勢状態で戦法を使用する形にもっていきました
具体的には士気を100から変えただけです

結果

闘志豪壮(逆境無し)
兵数2045ダメージ
士気43ダメージ
  

万人敵
兵数2764ダメージ
士気57ダメージ

消費采配1の差を考慮しても万人敵の方が有利です

結論としては
逆境発動時では闘志豪壮>万人敵
逆境なし&優勢時なら万人敵≧闘志豪壮


色々条件をつけないと
万人敵は闘志豪壮と競れないので
どちらが強いかと言われたら闘志豪壮ですね

闘志豪壮VS決死采配

お次は範囲強化戦法である決死采配との比較です
といっても、タイマン使用での比較となります

1部隊で多部隊を攻撃する単体強化戦法と
その逆である範囲強化戦法では、
使用する場面が異なるためです

また、決死采配は兵撃ありの状態での比較です

闘志豪壮(逆境あり)
兵数1931ダメージ
士気66ダメージ
  

決死采配
兵数1653ダメージ
士気61ダメージ
  

闘志豪壮(逆境なし)
兵数1469ダメージ
士気56ダメージ

ダメージとしては闘志豪壮の方が出ています
決死采配は闘志豪壮より士気が20多い状態になるので
その点を考慮すると、どちらが優秀なのかちょっと悩みます

(決死采配は最初に兵力が減りますが
 士気が多い方が有利に展開することが多いです)

その他、有利不利が変わる要素としては…

・劣勢時の使用では決死采配が若干有利
・決死采配で兵撃が発生しない場合は、完全に闘志豪壮が有利
・逆境なしでは闘志豪壮が不利
・部隊知力が高いと決死采配が有利
 (効果時間の伸び幅が大きいため)

このように、条件次第で結果が変わってきますので
結論としては…引き分け

闘志豪壮VS烈将突撃

こちらも決死采配と同じく、タイマン使用での比較

攻撃性能では屈指の性能を誇る烈将突撃ですが
それでも闘志豪壮には劣ります

ですが、烈将突撃には
部隊防御+20がついているので、
条件付きのキルレシオではいい勝負ができます

条件

部隊A(戦法使用)
 部隊攻防177 士気120
  

部隊B
 部隊攻防148 士気100

基本条件から兵科を精鋭槍兵→強槍兵にし、
戦法使用部隊の士気を120にした形です

効果時間は闘志豪壮>烈将突撃2回分なので、
闘志豪壮は烈将突撃2回分の効果時間が
終わったらそこで計測を切り上げます

また、烈将突撃には停止バグ利用で兵撃を発生させます

結果

闘志豪壮
自部隊:兵数4628 士気130
敵部隊:兵数3544 士気44
キルレシオ:3.91
  

烈将突撃
自部隊:兵数4660 士気114
敵部隊:兵数3683 士気47
キルレシオ:3.87

競った形となりましたが、
闘志豪壮の勝ちですね

条件としては、かなり烈将突撃に有利な状態で行いました

・士気を高くし、敵の攻撃で士気の変化が落ちない状態にする
・兵科を強槍兵にし、兵撃の影響を少なくする
・バグ兵撃

ここらが闘志豪壮と競るための条件となります

ちなみに交戦後の士気や、消費采配を考慮に入れたら
烈将突撃の完敗となります

ただ、闘志豪壮も逆境が無ければ勝てないので
完全に劣っているという訳でも無いですね
総合的にはちょっと厳しいですが…


闘志豪壮のまとめ

1部隊で多くの部隊を相手にする
範囲攻撃を目的として使用するならばこれ一択でしょう
タイマンで使用する戦法としても最上位となります

総じて戦況が互角時、劣勢時に使用する戦法としては優秀すぎる戦法です

優勢時は比較するまでもなく、防御・士気減小効果のある戦法には及びません
ただ、こちらの戦法は劣勢時からの逆転には向いていないので
闘志豪壮の出番は多いでしょう

闘志豪壮を使う上で注意する点としては
逆境」効果の発動です

逆境効果は通常交戦の他に、兵撃ダメージにも影響を与えるため、
「逆境効果」の有無で、他の強戦法に後れを取ることもあります