色々とデータを取ったので、
それぞれの戦法の特徴や
有効な場面を考えてみようというコーナー
第五回は逆境采配となります
消費采配4ながらも高コスト戦法に劣らない
攻撃能力を味方に付与することのできる逆境采配
今回はこの戦法についての考察をしていきます
逆境采配の特徴
逆境采配の特徴は以下の通り
・消費采配4で攻撃性能が高い
・兵撃が発生すると有利
・部隊能力が高い精鋭兵で活躍しやすい
消費采配4で部隊攻撃+30、逆境効果付与と
高コスト戦法を上回るほどの攻撃性能を有します
攻撃能力に特化しているので、
戦法使用中に攻撃力が落ちないよう、
士気が110以上の状態で使いたい戦法です
さて、なかなかとっつきづらい感がある逆境効果ですが、
逆境は連撃と同じく、ダメージを倍率で強化します
ダメージ倍率は1.2倍です(連撃は1.4倍 =0.7×2)
そして、逆境は兵撃ダメージも1.2倍にします(連撃は0・9倍程度)
とくに逆境采配は兵撃の優遇枠で
さらに逆境効果の1.2倍も乗ります
そのため、兵撃に関しては他の戦法よりもかなり有利です
詳細はこちら
また、通常交戦でも逆境効果は
部隊能力が高い方が効果を発揮をしやすいです
すなわち、部隊攻防が高くなり、
兵撃のダメージも大きくなる
精鋭兵で活用するのがベストです
逆境采配の攻撃性能比較
これまで逆境采配は攻撃性能が高いと言ってきましたが、
部隊攻撃+30と逆境効果の組み合わせ
・・・これを見てピンとこない人も多いと思います
ということで、
部隊攻撃+30と逆境効果の組み合わせが
どれくらいの強さなのか
攻撃性能の比較をしてみたいと思います
ただ、基準となる部隊能力により、
部隊攻撃+〇、逆境効果の価値は異なります
そこで、今回は部隊攻防100帯と200帯
それぞれで比較を行います
軽槍兵 部隊攻防100帯での比較
まずは部隊能力の低い、部隊攻防100帯での比較です
なお、今回は主に攻撃性能の比較ですので、
戦法使用部隊の士気は120にし、
途中で部隊能力が落ちないようにしています
比較に使用する戦法ですが、
・連撃効果との比較に驍将疾駆
・逆境効果単独での効果を見るために逆境強化
・部隊攻撃+〇の比較に決死采配(+90)、軍神(+60)、特攻采配(+40)、
そして逆境采配の逆境効果抜き=部隊攻撃+30を用意しました
比較に使用する部隊は
以下の2部隊を用意しました
部隊A(戦法使用部隊)
軽槍兵 部隊攻防120 士気120 特技豪傑9
部隊B
軽槍兵 部隊攻防100 士気100
結果
戦法名 | 攻撃能力 | 交戦ダメージ | 兵撃ダメージ |
逆境采配 | 部隊攻撃+30・逆境 | 23ダメ | 94ダメ |
決死采配 | 部隊攻撃+90 | 27ダメ | 83ダメ |
軍神 | 部隊攻撃+60 | 23ダメ | 94ダメ |
特攻采配 | 部隊攻撃+40 | 21ダメ | 63ダメ |
逆境采配(逆境無し) | 部隊攻撃+30 | 19ダメ | 78ダメ |
驍将疾駆 | 連撃効果 | 22ダメ | 44ダメ |
逆境強化 | 逆境効果 | 19ダメ | 76ダメ |
戦法不使用 | なし | 16ダメ | 48ダメ |
通常交戦
決死采配 >> 逆境采配・軍神 > 驍将疾駆 > 特攻采配 > 逆境采配(逆境なし)・逆境強化
兵撃
逆境采配・軍神 > 決死采配 > 逆境采配(逆境なし)≧ 逆境強化 > 特攻采配 >> 驍将疾駆
部隊攻撃+30・逆境の攻撃性能(通常交戦)は
部隊攻防100帯ですと、
だいたい部隊攻撃+60(軍神)くらいとなります
この攻防帯ですと軍神や決死采配のように
部隊攻撃を大きく上げる戦法が有利です
が、逆境采配も軍神と同率の2位につけています
ちなみに連撃効果は
部隊攻撃+60と+40の間のダメージとなりました
部隊攻防100帯ですと、連撃効果≒部隊攻撃+50くらいです
兵撃ダメージでは同じく優遇枠の軍神と同率でTOPですね
通常の2倍以上のダメージが出ています
部隊防御が低いので全体的に兵撃ダメージも大きくなっています
しかし、軽槍兵では兵撃発生の間隔が長いので
精鋭兵に比べ、兵撃でダメージを伸ばしにくくなっています
精鋭槍兵 部隊攻防200帯での比較
次は部隊能力の高い、部隊攻防200帯での比較です
先ほどと同様に戦法使用部隊の士気は120にし、
以下の2部隊を用意しました
部隊A(戦法使用部隊)
精鋭槍兵 部隊攻防240 士気120 特技豪傑9
部隊B
精鋭槍兵 部隊攻防200 士気100
結果
戦法名 | 攻撃能力 | 交戦ダメ | 兵撃ダメ |
逆境采配 | 部隊攻撃+30・逆境効果 | 21ダメ | 69ダメ |
決死采配 | 部隊攻撃+90 | 21ダメ | 49ダメ |
軍神 | 部隊攻撃+60 | 19ダメ | 64ダメ |
特攻采配 | 部隊攻撃+40 | 18ダメ | 42ダメ |
逆境采配(逆境無し) | 部隊攻撃+30 | 18ダメ | 58ダメ |
逆境強化 | 逆境効果 | 19ダメ | 62ダメ |
驍将疾駆 | 連撃効果 | 22ダメ | 36ダメ |
戦法不使用 | なし | 16ダメ | 36ダメ |
通常交戦
驍将疾駆 > 逆境采配・決死采配 > 軍神・逆境強化 > 特攻采配・逆境采配(逆境なし)
兵撃
逆境采配 > 軍神 > 逆境強化 > 逆境采配(逆境なし) > 決死采配 > 特攻采配 > 驍将疾駆
部隊攻撃+30・逆境の攻撃性能(通常交戦)は
部隊攻防200帯ですと、
だいたい部隊攻撃+90(決死采配)くらいとなります
ただ、それ以上に連撃効果(驍将疾駆)の方が上にきていますね
この攻防帯での連撃効果は部隊攻撃+100↑でしょうか
倍率でダメージの上がる連撃や逆境は
部隊能力が高い方が効果を発揮しやすいです
通常交戦の方で、軍神と逆境強化が並んでいる辺りこれが現れてます
兵撃ダメージの方では逆境采配が単独TOPになりました
ダメージ優遇枠+逆境なので、
兵撃ダメージはかなり高いです
通常交戦では驍将疾駆に負けていますが
兵撃ダメージで楽に逆転できます
そして、今回は決死采配の兵撃ダメージが低くなりました
しかし、敵部隊の防御が低くなり大ダメージが出るようになると
決死采配のように部隊攻撃を大きく高める戦法の方が
ダメージが大きくなる時「も」あります
逆境采配の方が兵撃ダメージで勝るケースの方が多いですが、
決死采配との優劣は条件次第ということです
おそらく逆境効果が最終ダメージを1.2倍にしていることが関係
逆境采配のまとめ
采配ゲージの消費を抑えて、味方全体の攻撃性能を高めたい
…という時には効果の高い戦法です
ただし、逆境効果がつかないと効果がダウンするので
そこだけは注意して使用しましょう
精鋭兵で部隊能力が高くなると本領発揮をする戦法です
兵撃ダメージで大きく稼げるため、
見かけ以上に強力な戦法となります
ただし、防御面は何も上がらないので、
敵部隊の攻撃が強烈な場合には
士気維持効果のついている戦法を使用した方がいいでしょう